セブンイレブンは数多くの名店監修ラーメンを展開してきたが、その中でも「中華蕎麦 とみ田」とのコラボは特に注目度が高い。今回はその一つ、セブンイレブンの「とみ田監修 デカ豚ラーメン」をレビューする。2024年11月6日以降順次発売されたこの商品は、税込699円とラーメンとしては手頃だが、人気店「中華蕎麦とみ田」の監修による二郎系スタイルが売りだ。極太麺に山盛りの野菜、デカい豚肉を乗せたガッツリ系で、深夜の悪魔的な腹ペコ対策にぴったりである。

商品概要
「とみ田監修 デカ豚ラーメン」は、セブンイレブンのチルド麺シリーズとして販売されている。
特徴はなんと言っても、その名前に違わぬ「デカ豚」。厚切りで重量感のある豚バラチャーシューが堂々と鎮座し、見た目からして食欲をそそる。麺は極太ストレート、スープは豚骨と醤油をベースにした濃厚な味わい。内容量もボリューム満点で、がっつり系を求める層に向けた一杯となっている。
内容物
容器を開けると、まず野菜が圧倒的な存在感を放つ。もやしとキャベツがたっぷりで、シャキシャキとした新鮮さが伝わる。麺は極太でずっしりとした塊状に固まり、豚の塊は厚みがあり脂身の乗ったジューシーな見た目だ。スープは豚骨醤油ベースの白濁で、にんにくの香りが食欲を刺激する。
濃厚スープと極太麺の破壊力
レンジで加熱すると、立ち上る豚骨と醤油の香りが食欲を刺激する。スープは豚骨の旨味に背脂の甘みが加わり、濃厚ながらも後味にキレがある。極太麺は噛むごとに小麦の風味を感じられ、スープとの相性も抜群だ。特筆すべきはやはりデカ豚チャーシューで、脂身と赤身のバランスが絶妙。箸で持つとずっしりとした重みがあり、コンビニラーメンとは思えない満足感がある。

ボリュームと満足度
まず、麺の食感が本格的である。太くてコシが強く、噛むたびに小麦の風味が広がる。二郎系らしいワシワシとした食べ応えで、野菜の山を崩しながら進むのが楽しい。野菜はもやしのシャキシャキとキャベツの甘みがスープを吸って一体感を生み、ボリュームの割に後半も飽きない。スープはギトギトの濃厚さで豚骨のコクと魚介の旨味が絡み、にんにくのピリッとしたアクセントが効く。豚肉は一口で満足の大きさで、柔らかく脂が溶け出し、全体をリッチに引き立てる。コンビニとは思えない再現度の高さで、家で二郎インスパイアを楽しめる。ニンニクの風味がしっかり効いており、食後は強い満腹感と幸福感に包まれる。夜食というより、昼食や夕食として一食完結型のラーメンと言えるだろう。
まとめ
「とみ田監修 デカ豚ラーメン」は、セブンイレブンが誇る名店コラボの中でも特にインパクトが強い一杯である。濃厚スープ、極太麺、そして存在感抜群のデカ豚チャーシューが三位一体となり、満足度は非常に高い。ボリュームがあるため食べるタイミングは選ぶが、がっつり系ラーメンを自宅で楽しみたい人には強くおすすめできる商品である。