実際に飲んでみた|想像以上に“攻めた味”
CMやTwitterの広告で気になっていたサントリーの「NOPE」がついに発売されたため、早速購入して飲んでみた。
結論から言えば、美味い。
ただし、その美味しさは万人受けするタイプではなく、かなり“尖った方向性”のものである。
まず一口目で感じるのは、ガラナ系のスパイス感の強さである。単なるフルーツジュースではなく、しっかりと香辛料のニュアンスが効いている。
グレープ由来の甘みをベースにしつつ、後からじわじわとスパイスの刺激が広がってくる。この構造が非常に特徴的であり、一般的な清涼飲料とは明確に一線を画している。
また、甘みは比較的しっかりと強めである。そのため、水のようにゴクゴク飲めるタイプではない。あくまで“味を楽しむ飲料”であり、水分補給目的で飲むものではないと感じた。
特に印象的なのは、飲み込んだ後の余韻である。喉の奥がじんわりと熱くなるような辛味が残り、体感としては軽い刺激飲料に近い。この点において、辛口のジンジャエールやクラフトコーラが好きな人にはかなり刺さる味わいであると言える。

カロリーについて|美味さの代償はそれなりに大きい
一方で、気になるのがカロリーである。
NOPEは100mlあたり56kcalとなっており、一般的なコーラ(約46kcal/100ml)と比較すると、およそ1.2倍のカロリーを持つ。つまり、単純な清涼飲料として見るとやや高カロリー寄りの設計である。
さらに見逃せないのが内容量である。本製品は600mlと比較的多めに入っているため、1本飲み切ると336kcalに達する計算になる。
これは軽食一回分に匹敵するカロリーであり、無意識に飲むにはやや重い数値である。
もちろん、しっかりとした味わいと満足感を得られる点を考えれば、このカロリー設計には一定の納得感はある。しかしながら、日常的に飲む場合やカロリー管理をしている場合には注意が必要である。

まとめ|刺さる人には強く刺さる一本
NOPEは決して“誰にでもおすすめできる飲料”ではない。しかし、その個性は非常に明確であり、ハマる人には強くハマるポテンシャルを持っている。
・スパイス感のある飲料が好き
・クラフトコーラや辛口ジンジャエールが好み
・甘さと刺激の両立を楽しみたい
こういった嗜好を持つ人には、間違いなく一度試してほしい一本である。
一方で、さっぱりした飲み物や軽い口当たりを求める人にとっては、やや重たく感じる可能性もある。
“飲みやすさ”ではなく、“体験としての飲み物”を求める人にこそ、このNOPEは真価を発揮するのである。
