愛機「AKG N5 Hybrid」について語る

AKGといえば、長年プロフェッショナルに愛されてきた音響ブランドである。そのAKGが放つハイブリッド構成イヤホン「N5 Hybrid」は、単なるリスニング機器の域を超え、音楽体験そのものを豊かにする一台として注目に値する。

本記事では、AKG N5 Hybridのスペック・音質・装着感・機能性の4点から詳細にレビューを行う。

目次

スペック

発売年:2024年

ノイズキャンセリング:ANC搭載

コーデック:SBC、AAC、LDAC、LC3plus

Bluetoothバージョン:5.3

バッテリー:最大約10時間(ANCオン時)

充電:最大まで約2時間

充電端子:USB-C

音質

N5 Hybridは帯域全体の解像度とバランス感に優れている。

高音域はシンバルや弦楽器の倍音の伸びは繊細で、耳に刺さることなく自然な余韻を残す。一方、中低域はダイナミックドライバーの恩恵を受け、厚みと温かみのあるサウンドを展開する。特にボーカル帯域は密度が高く、人の声が一歩前に出て聴こえる印象だ。

AKGらしい「モニター寄りのナチュラルなチューニング」はそのままに、ハイブリッド構成によって音にさらなる奥行きとメリハリをもたらしている。

装着感

ハウジングはコンパクトで軽量設計となっており、耳への収まりが非常に良い。長時間の使用でも疲れにくく、遮音性も高いため、移動中や通勤時にも最適である。

また、複数サイズのイヤーチップが同梱されており、自分の耳に最適なフィット感を追求することが可能である。

機能性・付属品

ケースやイヤーピースなどの付属品も一通り揃っており、パッケージとしての完成度は高い

また、USB-Cリモコン搭載であるため、通常のワイヤレスイヤホンよりも遅延が少ない。そのため、PCでのゲーム等に向いている。

まとめ

AKG N5 Hybridは、モニターライクなバランスを保ちつつ、ハイブリッド構成の強みを生かした情報量豊かで立体的な音像が魅力の一台である。解像度・装着感・実用性のどれをとっても高水準であり、中堅イヤホンの中では頭ひとつ抜けた存在と言える。

AKGの音が好き」「ハイブリッド機の入門機を探している」というユーザーには、特に強くおすすめしたい。

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この記事を書いた人

ガジェットやファッション、そして日々の暮らしについて綴る20代です。
実際に使ってみたモノや感じたことを、等身大の言葉で正直に書いています。
シンプルだけど少しだけ気分が上がる、そんな日常を大切にしています。

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