「Float Run (WI-OE610)」について語る

目次

スペック

発売年:2023年

ノイズキャンセリング:なし

通信方式:Bluetooth5.0

コーデック:SBC、AAC

バッテリー:最大約10時間

充電方式:USB-C

快適さと音質を両立したスポーツ向けイヤホン

スポーツ中でも快適に音楽を楽しみたい――そんな願いに応えてくれるのが、ソニーのオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン「Float Run(WI-OE610)」である。本製品は、耳をふさがず、空気を通す構造を持つため、周囲の音を遮断せずに使用できるのが最大の特徴だ。ランニングやウォーキングなど、外の音を聞き取りたい場面で真価を発揮する。

装着感とデザイン

Float Runは約33gという軽量設計であり、装着していることを忘れてしまうほど自然なつけ心地だ。耳の上部にフックをかけ、スピーカーユニットを耳の前に配置する独特の形状は、従来のイヤホンとは一線を画している。ランニング中に激しく動いてもズレにくく、長時間の使用でも耳が痛くならない。デザインはシンプルかつ実用的で、スポーツウェアやサングラスとの相性も良好である。

音質と使い勝手

オープンイヤー型というと音質に妥協があると思われがちだが、Float Runはそのイメージを覆す。16mmのダイナミックドライバーを搭載しており、開放型ながらも広がりのある自然な音場を実現している。低音は控えめだが、ボーカル帯域は明瞭で、ポッドキャストやテンポの良い音楽に最適だ。また、バッテリーは最大10時間再生に対応しており、3時間の充電でフル充電となる。防滴性能(IPX4)もあり、多少の汗や雨なら問題なく使用できる点も嬉しい。

まとめ

Float Run(WI-OE610)は、ランニングやウォーキングを習慣としている人々にとって非常に魅力的なイヤホンである。耳をふさがないことで生まれる解放感と、自然な音質、軽やかな装着感の三拍子が揃っており、日常のトレーニングをより快適なものにしてくれる。完全に没入する音楽体験を求めるユーザーには不向きかもしれないが、「音楽を楽しみながら外の音も聞きたい」というニーズには、この製品以上の選択肢はなかなか見当たらない。

公式

Amazon

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この記事を書いた人

ガジェットやファッション、そして日々の暮らしについて綴る20代です。
実際に使ってみたモノや感じたことを、等身大の言葉で正直に書いています。
シンプルだけど少しだけ気分が上がる、そんな日常を大切にしています。

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